低反発枕と高反発枕はどっちがおすすめ?

低反発枕と高反発枕はどっちがおすすめ?

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低反発枕と高反発枕はどっちがおすすめ?
低反発枕は柔らかさが特徴の枕で、高反発枕は硬さが特徴の枕です。体にあった枕を使用することは快適な睡眠へとつながります。低反発枕と高反発枕について詳しく解説します。

低反発枕と高反発枕の違いは素材

低反発枕と高反発枕の違いは素材
低反発枕はウレタンが主な素材で、高反発枕の主な素材は天然ゴムのラテクッスです。素材の特性から枕の表面の反発力や触り心地が変わってきます。

低反発枕は反発力が少なく柔らかい

低反発枕は反発力が少ない素材のウレタンを用いて作られることが多い枕です。ウレタンは原料を混合させて作られるプラスチックのことで配合や成型方法によって、さまざまな用途で使われています。 低反発枕には軽く、クッション性があるウレタンが使われているため、手で触ると手の平や指の形が残るぐらいの柔らかさが特徴です。そのため頭部の形や重さに合わせて枕の表面が沈み込み、頭や首にフィットします。枕の表面の形が変わりやすいことから、頭部の重さによる負荷が一つの場所に集中しにくい特徴もあります。

高反発枕は適度な反発力がある

高反発枕は反発力のある素材であるラテックスを主に使用して作られている枕です。ラテックスとはゴムの木の樹液を加工したもので、素材に含まれている天然のゴムの量によって弾力や反発力が変わります。頭部の重さで枕が沈み込みすぎることはなく、枕を押すとすぐに跳ね返ってきます。 低反発枕に比べると、適度に弾力性があるため硬さが特徴の枕です。

低反発枕と高反発枕のメリット・デメリット

低反発枕と高反発枕のメリット・デメリット
低反発枕と高反発枕はどっちがおすすめかを知るためには、メリットとデメリットを理解するのも大切です。それぞれ解説します。

低反発枕のメリットはフィット感

低反発枕は頭部の重さで枕が沈むことで、頭や首に優しくフィットします。包み込まれるような感覚で眠りたい方におすすめです。 枕は敷き布団と後頭部から首にかけての隙間を埋めて、立ち姿勢に近づける役割があります。体にかかる圧力を分散するためです。一カ所に圧力がかかっていると血の流れが悪くなり、首の疲れや肩こりの原因になる可能性があります。 低反発枕は仰向けや横向きになっても柔軟に形を変えてフィットするため、楽な姿勢での睡眠が期待できます。

低反発枕のデメリットは蒸れやすい

ウレタン素材の低反発枕は通気性が劣るため蒸れやすいデメリットがあります。気温が上がりやすい梅雨や夏には暑く感じる可能性があります。蒸れが気になっても、基本的にウレタンは水洗いができません。水に濡らすと化学反応が起こり変形してしまうからです。 しかしメーカーの企業努力により、洗濯機で水洗いできるものや通気性のよいものも増えています。高密度のウレタンや他の素材を配合した低反発枕もあるため、購入する際には枕の表記を確認するとよいでしょう。

高反発枕のメリットはサポート力

高反発枕は硬めの寝心地が好きな方や肩こり気味な方におすすめです。 適度な弾力のある枕の表面で頭部の重さをしっかりと受け止めて頭や首をサポートしてくれます。柔らかすぎないため寝返りを打ちやすいのもメリットです。 寝返りは体の一部分に負荷がかかりすぎないようにするために行われます。寝返りを打ちやすいことで、肩こりや首のこりを防ぐ効果が期待できるでしょう。 また、ほどよい硬さで形状が崩れにくいため低反発枕に比べて耐久性もあります。

高反発枕のデメリットは硬さ

高反発枕の硬さは、メリットでありデメリット。低反発枕に比べると硬さがあるため頭部に対するフィット感は劣ります。体にあった高さの枕を使用しないと首や肩などの筋肉に負担がかかり、ますます硬さを感じてしまう可能性があります。 また天然ゴムを由来としているラテックス素材の高反発枕は、ゴムにアレルギー反応がある方は使用できません。ラテックス以外の素材のものを選ぶとよいでしょう。

低反発枕・高反発枕は高さと幅で選ぶ

低反発枕・高反発枕は高さと幅で選ぶ
体にあったサイズの枕を選ぶことは、睡眠環境を整える面でも重要です。頭のサイズや形、体格によっても変わりますが、枕の高さと幅のおすすめの目安を解説します。

高さは頭を枕に乗せて6~9cm前後

厚生労働省の健康情報サイトのe-ヘルスネットによると、仰向けの状態で寝たときの首の角度は5度前後になるのが理想的としています。[注1] 首や肩などの筋肉に負担がかからず、呼吸がしやすくなるからです。また寝具や寝装品製造業者が集まる組合である日本ふとん製造協同組合によると、頭が枕に沈んだ状態でふとんから頭部までの高さが6~9cm前後になるような枕であればリラックスできると紹介しています。[注2] [注1]有竹 晴夏. 快眠のためのテクニック よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係.e-ヘルスネット. https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-003.html 厚生労働省.(2021) [注2]日本ふとん製造協同組合.「ふとんと健康【ふとんに必要な性能について】」. https://www.futon.or.jp/futonknowledge/futonhealth2/,(2021-11-30)

枕の幅は60cm前後

睡眠中に何度も寝返りをするのは体温調節の他、体の負担を和らげるためです。体の一部分が圧迫されて血液の循環が悪くなるのを防いでいます。寝返りを打っても頭が枕から落ちてしまわない幅の枕を選ぶことも大切です。日本ふとん製造協同組合では枕の横幅56~59cmが最適としています。 [注2]日本ふとん製造協同組合.「ふとんと健康【ふとんに必要な性能について】」.
https://www.futon.or.jp/futonknowledge/futonhealth2/,(2021-11-30)

希望にあった枕を選び快適な睡眠を

まとめ
低反発枕はフィット感のよさを好む方におすすめの枕です。枕に適度な硬さを求める場合には高反発枕をおすすめします。快適な寝心地を得るためには、首や肩に負担をかけないことも大切です。
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