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一畳の大きさはどのくらい?
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畳を取り換えたいときだけでなく、部屋の広さを示したりインテリアアイテムの大きさを示したりするときにも「一畳」「二畳」など、畳の単位で示されることは多いです。
実際に畳の大きさはどれくらいなのかについて把握しておきましょう。
畳の大きさは全国で微妙に違うこともあり、目安として捉えておくことも大切です。
一畳の大きさは1.62平方メートル

畳一畳の大きさは、基本的には1.62平方メートルとされています。
畳は日本で古くから使い続けられているもので、全国各地でさまざまな文化に馴染んでいます。そのため、下記で紹介するように地域によってサイズの認識が微妙に違います。
「八畳と聞いていたのに実際にはとても狭く感じた」「部屋にぴったりのサイズのカーペットを購入したのに実際には部屋に入りきらなかった」などのトラブルが起こる可能性もあります。
この1.62平方メートルという大きさは不動産の取り引きを公正に進めるために不動産公正取引協議会連合会が決定したものです。
サイズの認識は地域や業者によって違う
畳一畳の大きさは1.62平方メートルが基本ではありますが、実際にはそれほどの大きさがない畳も多いです。
あくまで不動産の取り引きの際に利用される単位ですので、畳の取り換えや部屋のサイズに合わせた家具やインテリアアイテムを購入する際はサイズの確認が必要です。
地域によって畳の大きさの認識も変わります。
遠方からの引っ越しや、地域の業者にリフォームを依頼する際などは認識にズレが生じないよう、畳の数だけでなく実際の大きさもきちんと確認しておく必要があります。
壁や柱で本来より狭く感じることも
畳のサイズに関する認識は一致していても、実際には同じ畳数でもまったく違った広さに感じることは多いです。
不動産によって壁の厚みは違います。壁が厚ければその分専有面積が狭くなりますし、壁が薄ければ専有面積は広くなります。一定以上の畳数の部屋を探す場合、実際に部屋を見たときの印象や使い心地が大きく変わる可能性があります。
また、部屋の広さは畳の数だけでなく柱や扉にも影響を受けます。
畳数は充分にあっても邪魔な部分に柱やドアがあることで家具の配置が思うようにできず、狭く感じてしまうかもしれません。
地域によって違う一畳の大きさ
地域によって畳の大きさにどのような違いがあるのか、実際のサイズを見てみましょう。
関西地方を中心に普及している京間、中部から北陸にかけて普及している中京間、関東を中心に普及している江戸間、さらに賃貸やマンションを中心に示されることの多い団地間があります。
「八畳と聞いていたのに実際にはかなり狭かった」「六畳分のカーペットを購入したのに部屋に入らなかった」などの認識の不一致が起きないよう、あらかじめ確認しておくことも大切です。
関西は1.82平方メートル
関西は「京間」と呼ばれる1.82平方メートルのサイズの畳が普及しています。
他の地域の畳の大きさと比較すると大きめサイズです。
関西地方から他の地域に引っ越す際などに同じ感覚で畳数だけをチェックしていると、同じ畳数でも狭く感じてしまうかもしれません。
中部から北陸、東北は1.65平方メートル
中部エリアから北陸、東北は中京間と呼ばれる1.65平方メートル程度のサイズの畳が普及しています。
一般的に定められている畳の大きさと同じ程度です。
横幅が三尺、長さは六尺のため、三六間という呼び方をする地域もまだ多いです。
関東は1.55平方メートル
江戸間は1.55平方メートルで、関東だけでなく近年は全国的にもこのサイズが広まっています。
最近の賃貸やマンションを探す際はこの江戸間で数えられていることもありますので、広めのサイズの畳に慣れている方は実際に物件を見て確認する必要があります。
こちらは横が五尺、長さが八尺のため五八間と呼ばれることも多いです。
賃貸住宅などは1.45平方メートル
団地間は1.45平方メートルと畳のサイズの中では一番小さいです。
これは団地やアパートが急増した経済成長期から広まった畳のサイズです。
もっとも大きな京間と比較すると、六畳で畳一枚分くらいの差が開いてしまうので注意しましょう。
【ライフスタイル別】最低限の生活のために必要な畳数
アパートやマンションを探す際に何畳以上の広さがあれば快適に生活できるのかを以下のライフスタイル別に見てみましょう。
- 一人暮らし
- 二人暮らし
- 三人以上
一人暮らしの場合
国土交通省は最低限の快適な生活を送るためには25平方メートル程度の広さが必要とされています。
六畳から七畳程度の大きさがあれば18平方メートルから22平方メートルが確保でき、さらにキッチン、バスルーム、トイレなどを確保して合計で25平方メートル程度になる計算です。
部屋の畳数だけでなく専有面積やキッチン、バスルームなどの部屋以外の大きさについてもチェックしておきましょう。
二人暮らしの場合
パートナーとの同棲、ルームシェアなどで二人暮らしをする場合、最低でも30平方メートル程度は必要とされています。
55平方メートル程度あれば窮屈な思いをせずに余裕を持って快適な暮らしができるでしょう。
ルームシェアの場合は一人分の部屋をそれぞれ確保しなければなりませんので実際には専有面積はこれ以上になることが多いです。
三人以上で生活する場合
三人以上で生活する場合は一人につき10平方メートルずつ広さを確保するのが適しているとされています。
夫婦と子ども一人の場合は40平方メートルから65平方メートル程度あれば満足に生活できます。
現在子どもが一人いる場合でも、今後増える可能性を考慮して大きめの部屋を探すといいでしょう。
専有面積に注意しよう
物件の広さを示すものは畳数だけでなく専有面積もあります。
この専有面積とはその物件全体の大きさのことです。
メインの部屋の畳数が多くても専有面積が少ないとメインの部屋以外の部分が窮屈になってしまいます。
反対に専有面積だけを見ていると、大きいはずなのに部屋が狭いということにもなりかねません。
専有面積には収納スペースやキッチン、トイレ、バスルームなどが含まれています。
ロフト、ベランダやバルコニーは専有面積に含まれません。ロフトが大きな部屋を選べば、専有面積や部屋の畳数が少なくても広々と感じることもあります。
物件の広さを示す数字だけでは実際の使い心地は見えてきにくいので、実際に確認することが大切です。
一畳の大きさを把握しておこう
畳一畳分の大きさや地域によって違う畳の大きさ、生活に必要な畳数などについて解説しました。
日本では物件の広さを一畳、二畳という単位で数えることが多いですが、畳の大きさの認識は地域によって大きな違いがあります。
遠方からの引っ越しや、地域の業者に新築やリフォームを依頼する際は畳数だけでなく専有面積なども確認しましょう。