畳の上で寝転がっていたら痒くなった、体が赤くなった。そんなときは、畳にダニが発生しているかもしれません。一刻も早くダニを退治したい!そんなときにオススメのダニ退治方法を、この記事では解説します。ダニが発生する原因や予防対策についても解説していきますので、ダニを気にされる方は要チェックです。
目次
畳にダニが発生したときの退治方法
まずは早速、畳にダニが発生したときの退治方法について見ていきましょう。
畳にダニが発生したときは、以下の手順でダニを退治しましょう。
- 1.掃除機をかける
- 2.殺虫剤・ダニ除去スプレーを使う
順に見ていきましょう。
掃除機をかける
まずは掃除機をかけます。ダニを吸い取るだけでなく、ダニの餌となる汚れを掃除機で吸い取ることで、繁殖を押さえます。汚れが気になる場合は、乾いた雑巾で畳を拭くのもOKです。なお水拭きは畳が痛む原因となりますので、必ず乾拭きで行ってください。
ダニ除去スプレーを使う
次に、市販のダニ除去スプレーを使います。ダニ除去スプレーは、畳の表面に吹きかけるタイプと、畳の内部に吹きかけるタイプの2つがあります。ダニの発生が比較的少ない場合は表面に吹きかけるタイプ、ダニの発生が比較的多い場合は内部に吹きかけるタイプと使い分けるのがオススメです。
これだけで退治できるか心配という方は、バルサンなど燻蒸式の殺虫剤を使うのもオススメです。これで大方のダニは退治することができます。
これだけで退治できるか心配という方は、バルサンなど燻蒸式の殺虫剤を使うのもオススメです。これで大方のダニは退治することができます。
それでも気になる場合は
上記の方法を試しても、ダニが気になるという方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、畳の天日干し、または畳の表替えをオススメします。畳の天日干しは労力と場所を使いますが、直射日光に当てることで一気にダニを退治することができます。
表替えは業者に依頼するためお金がかかりますが、通常の畳替えと比べて料金も安いので、オススメです。畳替えが1畳につき2万円〜3万円かかるのに対し、表替えは1畳につき8千円から2万円で施工が可能です。
表替えは業者に依頼するためお金がかかりますが、通常の畳替えと比べて料金も安いので、オススメです。畳替えが1畳につき2万円〜3万円かかるのに対し、表替えは1畳につき8千円から2万円で施工が可能です。
ダニが発生する原因
畳のダニ退治方法をこれまで見てきましたが、そもそもどのような条件下でダニは発生してしまうのでしょうか?畳に限らず、床やカーペットに落ちたヒトの皮脂やアカ、フケ、髪の毛、食べカス、ホコリなどを餌にして、ダニは発生してしまいます。最初は1匹だったものがどんどん繁殖してしまい、結果ダニの大量発生に繋がってしまいます。
また、ダニが発生しやすい、繁殖しやすい条件は以下の3つが挙げられます。
また、ダニが発生しやすい、繁殖しやすい条件は以下の3つが挙げられます。
- ・高温度
- ・高湿度
- ・汚れ
高い湿度は特に、カビの格好の繁殖条件。ですので、梅雨から夏にかけて、6月〜9月あたりは特にダニの発生に気をつけたほうがいいでしょう。
畳にダニを発生させない方法
では、畳にダニを発生させないためにはどうすればいいでしょうか?ここからは、畳のダニ発生予防策を紹介します。畳にダニを発生させない方法として、以下の3つがオススメです。
- ・こまめに掃除をする
- ・こまめに換気・除湿をする
- ・半年〜1年ごとに天日干しをする
こまめに掃除をする
ダニが繁殖しない環境を作るためにも、こまめな掃除を心がけましょう。掃除機をかけるだけでもOKですが、定期的に拭き掃除をするのもオススメです。清潔な状態に保つことを心がけましょう。
こまめに換気・除湿をする
先ほども述べた通り、ダニは高湿度な空間を好みます。毎日こまめに換気をして、部屋の湿度を適切に保つように心がけましょう。風通しが悪かったり、雨の日が続いたりした場合は、除湿剤を置いたり、サーキュレーターなどで風通しをよくするようにしてください。また、畳の上にカーペットを敷いてしまうと、湿気や熱がこもってしまうので、極力避けてください。
半年〜1年ごとに天日干しをする
半年〜1年ごとに、畳を外に干して畳をしっかりと乾燥させてください。表面に直接日を当てるとい草が退色してしまいますので、裏面に向けて干すのがオススメです。畳を外すときは、専用の金具か、マイナスドライバーを使ってください。一人では難しいので、必ず二人以上で行うようにしてください。
まとめ
以上が畳にダニが発生したときの退治方法とダニ発生の予防策です。畳にダニを発生させないためには、畳を清潔に保つことが基本中の基本です。毎日の清掃や換気をしっかりと行って、畳を清潔にし、ダニの発生を抑制しましょう。