オシャレでモダンな和室が増える昨今、和紙畳が注目されています。比較的新しい旅館やホテルなどで見かけることの多かった和紙畳ですが、最近ではお家に和紙畳を導入する人も増えています。
この記事では、和紙畳とはどんな畳か?その特徴やメリット、デメリットについて、詳しく解説していきます。和紙畳にご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
この記事では、和紙畳とはどんな畳か?その特徴やメリット、デメリットについて、詳しく解説していきます。和紙畳にご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
目次
和紙畳とはどんな畳?
そもそも和紙畳とはどんな畳なのでしょうか?和紙畳は、その名の通り、和紙でできた畳です。作り方は、機械で濾した和紙を細長いこよりにし、織機で織り上げます。紙で出来ていると聞くと、破れたりするのではないかと心配になるかと思いますが、表面を樹脂でコーティングしているので、破れず頑丈な作りとなっています。
デザインの汎用性の高さや、通常の畳にはない機能性が和紙畳の人気の理由ですが、ここからは和紙畳のメリットとデメリットを通じて、和紙畳の特徴を見ていきます。
デザインの汎用性の高さや、通常の畳にはない機能性が和紙畳の人気の理由ですが、ここからは和紙畳のメリットとデメリットを通じて、和紙畳の特徴を見ていきます。
和紙畳のメリット
まずは、和紙畳のメリットです。
和紙畳には以下の3つのメリットがあります。
- ・お手入れが簡単
- ・カビ・ダニが発生しづらい
- ・日焼けがしない
それぞれ見ていきましょう。
お手入れが簡単
和紙畳は表面を樹脂でコーティングしているので、汚れが付着しにくいです。樹脂コーティングは撥水性にも優れているので、飲み物をこぼしたときも水分が染み込まず、サッと拭き取るだけでOKです。
カビ・ダニが発生しづらい
カビやダニが発生しづらいのも、和紙畳の特徴です。
通常の畳は、い草が部屋の湿度を吸湿してくれる機能があるため、梅雨の時期などは過剰に湿度を吸湿してしまい、カビの発生やダニの繁殖の原因となってしまいます。和紙畳は部屋の湿度を吸湿することがないので、カビも発生せず、ダニが繁殖しやすい環境も作りません。
通常の畳は、い草が部屋の湿度を吸湿してくれる機能があるため、梅雨の時期などは過剰に湿度を吸湿してしまい、カビの発生やダニの繁殖の原因となってしまいます。和紙畳は部屋の湿度を吸湿することがないので、カビも発生せず、ダニが繁殖しやすい環境も作りません。
日焼けがしない
和紙畳は日焼けによる退色がありません。通常の畳は、部屋の電気や日の光によってい草が日焼けしてしまい、色が退色してしまいます。和紙畳は、退色がほとんどないため、新品の色合いを長く保つことができます。
和紙畳のデメリット
ここからは和紙畳のデメリットについて見ていきます。和紙畳のデメリットは以下の3つです。
- ・費用が高い
- ・い草の匂いがしない
- ・い草にある機能性が体験できない
それぞれ見ていきましょう。
費用が高い
和紙畳は通常の畳と比べて値段が少し高いです。
通常の畳が1畳18,000円前後に対して、和紙畳は1畳21,000円と、3,000円ほど高いです。い草の種類によっては通常の畳表の方が値段が高い場合もありますが、基本的には、和紙畳の方が2,000円〜3,000円ほど高いと見ていていいでしょう。
通常の畳が1畳18,000円前後に対して、和紙畳は1畳21,000円と、3,000円ほど高いです。い草の種類によっては通常の畳表の方が値段が高い場合もありますが、基本的には、和紙畳の方が2,000円〜3,000円ほど高いと見ていていいでしょう。
い草の匂いがしない
畳の独特の香りは、天然素材のい草が発しているもの。和紙畳は匂いがないので、畳の独特の香りが好きという方には、和紙畳はオススメできないかもしれません。
い草にある機能性が体験できない
い草は、消臭効果や調湿効果、空気清浄など、天然素材がもつ機能性が多く備わっています。中には調湿効果のある和紙畳もありますが、和紙畳は消臭効果や空気清浄の効果を持っていません。い草にはい草なりの良さがあることを知って、通常の畳にするか和紙畳にするかを選んだほうがいいでしょう。
まとめ
以上、和紙畳についての解説でした。
まだ、あまり世に知られていない和紙畳ですが、これから和紙畳はどんどん増えていくのではないでしょうか?
TATAMIZUKIでは、和紙畳の新調と表替えをどちらも承っております。サンプルブックもご購入することができるので、通常の畳とは一味違った趣を感じられる和紙畳を、みなさんもぜひ体験してみてください。
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