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畳の和室が浸水被害にあってしまったときの対処法
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シリーズ「くらし」のツボ」では、生活に役立つお役立ち情報を紹介します。今回は、「和室が浸水被害に遭ってしまったときの対処法」についてご紹介致します。
災害などで和室が浸水し畳が濡れてしまった際は、早急に畳を上げて、床板の浸水具合をチェックすることが大切です。
濡れてしまった畳は使用できないため処分します。
床板が完全に浸水している場合は、床板を剥がして床下の排水を行う必要があります。 水を除去できたら、乾燥・除菌をして、畳や床板、床下からのカビの繁殖を抑えましょう。 今回は、畳が浸水被害にあったときの対処法として、7つの手順を詳しく解説します。
床板が完全に浸水している場合は、床板を剥がして床下の排水を行う必要があります。 水を除去できたら、乾燥・除菌をして、畳や床板、床下からのカビの繁殖を抑えましょう。 今回は、畳が浸水被害にあったときの対処法として、7つの手順を詳しく解説します。
浸水被害で畳が濡れた際の対処法
台風や豪雨などの影響で和室が浸水し、畳が濡れてしまったときは、できるだけ早く業者に相談するのがベストです。
浸水した畳はカビやダニが繁殖しやすく、放置していると壁など他の部分にもカビが侵食して家の老朽化を早める原因となるからです。
しかし、災害などで浸水被害の現場が重なり、業者にすぐに対処してもらえない場合もあるでしょう。 そういった場合は、次の7つの手順からなる対処法を試してみてください。
しかし、災害などで浸水被害の現場が重なり、業者にすぐに対処してもらえない場合もあるでしょう。 そういった場合は、次の7つの手順からなる対処法を試してみてください。
- 1.できるだけ早く畳を上げる
- 2.床板の浸水状態をチェックする
- 3.床板が浸水していたらパールで外して排水する
- 4.床下を真水で洗い流してから乾燥させる
- 5.水酸化カルシウムで除菌する
- 6.新しい床板に張り替える
- 7.新しい畳を取り寄せて敷き込みをする
1.できるだけ早く畳を上げる
浸水した畳はもう使用することができません。
床板や根太への被害を最小限に食い止めるためにも、できるだけ早く畳を上げましょう。
しかし、藁床でできた畳は大量の水分を含み、重くて持ち上がらない可能性もあります。
そういった場合は、手鉤またはアイスピックを畳に刺して持ち上げると良いでしょう。
この際、手鉤やアイスピックで顔や手を刺さないように十分気をつけてください。 持ち上げた畳が重くて運べない場合は、台車に畳を横掛けして運ぶと良いでしょう。 外に持ち運んだ畳は床下浸水の災害廃棄物として、自治体かたの支援を受けて無償で処分することが可能です。
この際、手鉤やアイスピックで顔や手を刺さないように十分気をつけてください。 持ち上げた畳が重くて運べない場合は、台車に畳を横掛けして運ぶと良いでしょう。 外に持ち運んだ畳は床下浸水の災害廃棄物として、自治体かたの支援を受けて無償で処分することが可能です。
2.床板の浸水状態をチェックする
続いて、床版がどれくらい濡れているか、浸水状態をチェックしましょう。
もし畳が濡れただけの状態であれば、床板をよく乾燥させてから新しい畳を張り替えるだけで済みます。
床板の水気はスポンジやタオルでしっかり拭き取り、その後エアコンの除湿機能や除湿機を使って乾かすと良いでしょう。
災害時などは電気が使用できない場合は時間をかけて自然乾燥させます。
3.床板が浸水していたらパールで外して排水する
床板が完全に浸水していた場合は、パールを使って迅速に床板を外し、床下の水を排水しなければなりません。
本来であれば、排水用の機械を使って行う作業ですが、所持している一般家庭はほとんどないでしょう。
大きなスポンジやタオル、吸水力の高いペットシートなどを使って、根気よく水を除去していきます。
4.床下を真水で洗い流してから乾燥させる
床下の排水が終わったら、今度は泥やゴミなどの汚れを真水で洗い流して除去しましょう。
綺麗になったら、さきほど紹介した床板の方法と同じ要領で床下の水気を除去します。
続いて部屋の窓を開け、ある程度自然乾燥させたのち、床下乾燥剤を撒いて完全に乾燥させます。必ず軍手とゴーグルを身に着けましょう。
5.水酸化カルシウムで除菌する
床下が浸水した水には汚水が混ざっており、そのままだと雑菌だらけの不衛生な状態です。
真水で洗い流しただけでは除菌はできないため、床下が乾いたら殺菌効果が強い水酸化カルシウムを使って除菌するのがおすすめです。
水酸化カルシウムは目に入ると失明の恐れがあります。
使用する際は軍手・マスク・ゴーグルを必ず装着しましょう。
6.新しい床板に張り替える
床下の除菌が済んだら、新しい床板に張り替える作業にかかりましょう。
床下の寸法に合わせてカットした床板を、根太に釘を打って止めれば完了です。
日曜大工程度の難易度ですが、自信がない場合は業者にやってもらえるまで待つのも良いでしょう。 床下の排水から乾燥、除菌が済んでいれば、多少日数が経過しても、カビが発生する心配はありません。
日曜大工程度の難易度ですが、自信がない場合は業者にやってもらえるまで待つのも良いでしょう。 床下の排水から乾燥、除菌が済んでいれば、多少日数が経過しても、カビが発生する心配はありません。
7.新しい畳を取り寄せて敷き込みをする
新しい床板が張られたら、畳を取り寄せて、または業者に依頼して敷き込みをします。
これで作業は全て完了です。
浸水処理後の畳の張り替えは業者に依頼するのがおすすめ
和室が浸水して畳が濡れてしまった場合は、まずはできるだけ早く畳を上げて、床板の状態を確認することが大切です。
床板が完全に浸水している場合はパールで外し、床下の排水・乾燥・除菌を行いましょう。
ここまで作業できればカビやダニの発生は抑えられるため、あとはゆっくり新しい床板と畳の張替えを行うことが可能です。
畳の張替えは自分で行うよりも、業者に依頼することをおすすめします。