湿気に弱い和室のカビ対策

湿気に弱い和室のカビ対策!

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和室のカビ対策について
シリーズ「くらし」のツボ」では、生活に役立つお役立ち情報を紹介します。今回は、「和室のカビ対策」についてご紹介致します。 和室は湿気に弱くカビが発生しやすい場所です。とくに畳は吸湿能力に優れているため、湿度が高い日が続くと余分な湿気を吸ってカビが生えやすくなってしまいます。 カビの発生を抑えるには、和室のこまめな換気や除湿のほか、畳の上に直接物を敷きっぱなしにしないなど、できるだけ湿気がこもらないようにすることが大切です。 今回は、湿気に弱い和室のカビ対策について解説します。

自然素材の多い和室は湿気に弱くカビが生えやすい

自然素材の多い和室は湿気に弱くカビが生えやすい
和室は水分を吸収しやすい自然素材で作られている箇所が多いため、湿気の弱くカビが発生しやすいという特徴があります。 とくに新しい畳は注意が必要です。畳の材料である「い草」には優れた吸湿能力があり、まだい草の芯が潰れていない新しい畳ほど湿気を吸いやすく、梅雨の時期など湿気が多いが続くとカビが生えやすいためです。 また、い草には湿気だけでなくホコリを吸い取る性質もあるため、汚れが溜まった和室はカビが繁殖しやすい環境となってしまいます。

カビが発生しやすい和室の特徴

カビが発生しやすい和室の特徴
カビの原因となる湿気に弱い和室ですが、次のような特徴がある場合は、さらにカビが繁殖する可能性が高くなってしまいます。
  • 1.日当たりや風通しが悪い和室
  • 2.布団を敷きっぱなしにている和室
  • 3.日常的に洗濯物の部屋干しをしている和室

1.日当たりや風通しが悪い和室

日当たりが悪い和室は湿度が上がりやすく、畳が余分な湿度を吸収してカビが発生しやすくなります。そのうえ風通しが悪い部屋になると、ジメジメした部屋をしっかり換気できないため、カビがひどくなり、畳が腐ってしまう場合もあります。

2.布団を敷きっぱなしにしている和室

畳の上に布団を敷きっぱなしにしているいわゆる「万年床」は、布団の下に湿気が溜まりやすく、畳にカビが発生する原因となります。 すのこボードを敷いた上に布団を敷く、布団をこまめに干す、毎日押し入れにしまうなど、湿気がこもらないような工夫をすることが大切です。

3.日常的に洗濯物の部屋干しをしている和室

和室で洗濯物の部屋干しをしている人は、部屋の湿度がカビが発生するといわれている75%以上にならないように気をつけましょう。 5kgの洗濯物から出る水蒸気はおよそ3リットルといわれています。部屋干しするときは一度にたくさんの洗濯物を干さない、除湿機を使用するなど、部屋の湿度が上がりすぎないように心がけましょう。

和室にカビを発生させないための2つの対策

和室にカビを発生させないための2つの対策
和室にカビを発生させないためには、日頃の対策が重要です。次の2つのカビ予防で、和室をカビから守りましょう。
  • 1.こまめな換気と除湿を忘れない
  • 2.畳の上に直接カーペットや布団を敷きっぱなしにしない

1.こまめな換気と除湿を忘れない

畳にカビを発生させないためには、できる限り高温多湿を避けることがポイントです。和室はこまめに換気をして、部屋に湿気がこもらないようにしましょう。梅雨の時期など雨の日が続き湿度が上がりやすいときは、除湿機を利用するといいでしょう。エアコンのドライ機能も効果的です。 また、和室は畳だけでなく壁にもカビが発生しやすいため、家具を置くときは壁から少しだけ離し、空気の通り道を作ってあげるとよいでしょう。

2.畳の上に直接カーペットや布団を敷きっぱなしにしない

前述のとおり、畳の上の長時間敷物をしていると、湿気がこもりカビの原因となります。 どうしても和室にカーペットを敷きたい場合は、畳カーペットのあいだに市販の除湿シートを敷きましょう。湿気を吸収してカビの発生を防いでくれます。

畳にカビが発生した場合はエタノールで掃除する

畳にカビが発生してしまった場合は、80〜90%に薄めた消毒用エタノールを使用してカビを殺菌しましょう。 まずはカビが生えている場所にスプレーボトルに入れたエタノールを吹き付け、歯ブラシや亀の子タワシなどで畳の目に沿ってこすります。サラサラになったカビが浮き出てくるので、乾いた布で拭き取ったり、掃除で吸い取ったりして取り除きましょう。全て取り除いたら乾いた清潔な布にエタノールを吹きかけて、畳を拭き上げます。これで完了です。

和室をカビから守るには、換気と除湿が重要

和室のカビ対策について
和室は湿気がこもりやすく畳や壁にカビが発生しやすい場所です。和室をカビから守るには、こまめな換気と除湿、畳の上に直接カーペットや布団を敷きっぱなしにしない、定期的に酢を使った拭き掃除でカビ予防を行うことです。 畳にカビが生えてしまった場合は、エタノールを使ってカビ取りをしましょう。 カビを放置して腐ってしまった、どうしてもカビの臭いが取れないといった場合は、畳の張り替え・新調をご検討ください。
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