和室にカーペットを敷いても大丈夫?4つの注意点と畳の上で使えるおすすめ商品を紹介

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部屋の雰囲気を変えるため、和室にカーペットを敷きたいと考える人も多いかもしれません。確かに畳の上にカーペットを敷くと、部屋の雰囲気が大きく変わり、模様替えにも役立ちます。しかし畳をカーペットで覆ってしまうと、畳に湿気がこもりやすくなってしまい、ダニやカビが発生しやすくなってしまうことがあるため、カーペット選びの際はいくつかのポイントを抑えることが重要です。 この記事では、和室にカーペットを敷く際の注意点や、畳の上でも使用できるおすすめの商品を紹介します。

畳の上にカーペットを敷いても問題ない?

畳の保護や模様替えを目的として畳の上にカーペットを敷く人も多いですが、畳をカーペットで覆ってしまうことは、あまり良いとは言えません。その理由は、畳をカーペットで覆うとカビやダニが発生しやすくなってしまうためです。 畳の原材料であるい草には湿気を吸収する作用があるため、畳とカーペットの間に湿気がこもると、表面にカビが生えることがあります。またカーペットを取り外さないと畳を掃除できないので、畳を掃除する機会が減ることで、ダニが発生する可能性もあります。 ただ敷くカーペットの種類によっては、カビやダニが発生する確率を低くすることができます。たとえば毛足の短いものや、通気性のよい素材を使用したものがおすすめです。おすすめの商品については、後ほど詳しく紹介します。

和室にカーペットを敷くメリット・デメリット

和室にカーペットを敷くことには、多くのメリット・デメリットが存在します。ここでは、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

和室にカーペットを敷く際のメリット

まずは、メリットについて1つずつ解説します。
  • 簡単に模様替えができる
  • 畳の表面を保護できる
  • 肌触りがよく冬は暖かい

簡単に模様替えができる

畳の上にカーペットを敷く大きなメリットは、簡単に部屋の模様替えができることです。畳を覆うと和の雰囲気を感じにくくなるため、和室を洋室のように使用したい場合にも役立ちます。

畳の表面を保護できる

またカーペットは、畳の表面につく傷やへこみの防止にも役立ちます。畳はデリケートなので、重い家具を引きずると表面に傷がついてしまいます。特に賃貸物件に住んでいる場合は、畳に傷がつくと退去時に修繕費を支払うことになってしまうため、畳の表面をカーペットで覆っておくことで、傷やへこみを防止できます。

肌触りがよく冬は暖かい

畳はフローリングよりも冷えを感じにくいですが、真冬は寒く感じることも多いです。畳の上にカーペットを敷けば、床からの冷たさを感じにくくなるため、寒さを感じることが減ります。また肌触りがよいため、床に寝転びやすくなることもメリットと言えます。

和室にカーペットを敷く際のデメリット

和室にカーペットを敷くことには、以下のようなデメリットも存在します。
  • 掃除に手間がかかる
  • 畳にカビやダニが発生する可能性

掃除に手間がかかる

今までよりも掃除に手間や時間がかかることは、大きなデメリットと言えます。掃除の際は、カーペットの上はもちろん、畳の上の掃除も忘れずに行う必要があります。畳の上を掃除する際は、一旦カーペットを片付ける必要があるため、面倒だと感じる人も多いかもしれません。

畳にカビやダニが発生する可能性

先程の見出しでも紹介した通り、畳の上にカーペットを敷きっぱなしにしておくと、カビやダニが発生する原因となります。畳の上にずっとカーペットを敷いておくことで、畳とカーペットの間に湿気がたまりやすくなるほか、使用するうちに汚れも溜まっていきます。畳の上にカーペットを敷く場合は、カーペットと畳の両方の掃除をこまめに行い、カビやダニが発生しにくい環境を維持することが重要です。

和室でカーペットを敷く際に注意すべき4ポイント

このように、和室にカーペットを敷くことには多くのメリット・デメリットが存在します。次に、和室でカーペットを敷く際に注意したいポイントについて紹介します。
  • 定期的にカーペットを取り除き、畳を風にあてる
  • こまめに換気と掃除をする
  • 毛足が短いものや、薄手のカーペットを選ぶ
  • 滑り止めシートやテープは使用しない

定期的にカーペットを取り除き、畳を風にあてる

カビ・ダニの発生からカーペットや畳を守るためには、定期的にカーペットを取り除き、畳を風にあてることが重要です。 カーペットを敷きっぱなしにしていると、畳とカーペットの間に湿気がこもるため、カビやダニが発生しやすくなります。少し面倒ですが、掃除の際はなるべくカーペットを取り除き、畳を風にあてるようにしましょう。可能であれば、たたみの陰干しもおすすめです。

こまめに換気と掃除をする

また畳の上にカーペットを敷いた後は、いつも以上に掃除をするように心がけてください。ダニやカビは、以下のような条件が揃うと発生しやすくなります。
  • 温度や湿度が高い
  • エサとなる物質がある
  • 潜り込む場所がある
よって普段から換気や掃除をまめに行うことにより、ダニやカビの発生を抑えることができます。また換気をする際は、カーペットを半分だけでもめくって畳を空気に触れさせるとよいでしょう。

毛足が短いものや、薄手のカーペットを選ぶ

和室に敷くカーペットを選ぶ際には、毛足の短いものや、薄手のものを選んでください。特に毛足が長いものはダニが発生しやすくなるため、畳の上に敷くことはおすすめできません。また裏面をゴムなどで固めてあるものは、通気性が悪くなり、カビが発生しやすくなります。 カーペットを選ぶ際は、毛足が短く薄手で、裏面の通気性がよいものを選んでみてください

滑り止めシートやテープは使用しない

畳の上にカーペットを敷くと滑ってずれることがあるので、滑り止めシートやテープを使用する人もいます。しかし畳とカーペットの間に滑り止めシートを挟むと、通気性が悪くなり、カビが生えやすくなってしまいます。またテープは畳の表面を傷めてしまうため、畳の上での使用は適していません。 畳にカーペットを固定する際は、「鋲(びょう)」と呼ばれる専用のピンの使用がおすすめです。 ホームセンターやオンラインストアなどで簡単に手に入りますので、ずれが気になる場合は購入するとよいでしょう。 上敷・ござの固定用 「鋲」

和室にカーペットを敷く前の掃除方法

和室にカーペットを敷く際は、敷いた後の掃除ももちろんですが、敷く前の掃除も重要です。カーペットを敷く前には、以下の手順で畳の掃除を済ませておきましょう。
  1. 畳を乾拭きする
  2. 掃除機をかける
  3. 換気をして畳を風に当てる(陰干しする)
畳の上にゴミや汚れが残ったままカーペットを敷くと、よりダニが発生しやすくなります。掃除と換気を十分に行い、畳をきれいな状態にしてからカーペットを敷くように気をつけてください

和室におすすめのカーペット

先程の見出しでも少し紹介した通り、和室におすすめなカーペットは、以下のような特徴を満たすものです。
  • 毛足が短い
  • 薄手
  • なるべく裏面の通気性がよいもの
ただ上記の条件を満たすカーペットを探すのは大変ですので、ここではおすすめの商品を1つ紹介します。ここで紹介する商品は、ウィルトンラグ カーペットです。 ウィルトンラグ カーペットはトルコ製のウィルトン織りで作られたカーペットで、毛足が短く、汚れが付着しにくい素材で作られています。また抗菌防臭機能や消臭機能がついているものもある為、一般的なカーペットと比べて比較的カビやダニが発生しにくいと言えます。色や柄も様々なので、お部屋のイメージチェンジにもぴったりな一枚です。

和室にカーペットを敷く際は注意点に気をつけ、こまめに掃除をしよう

この記事では、和室にカーペットを敷く注意点や、カーペットの選び方について紹介しました。和室に敷くカーペットは、毛足が短く厚さの薄いもので、可能であれば裏面がゴムなどで固められていないものがおすすめです。 イケヒコ・コーポレーションのオンラインストアでは、記事の中で紹介した商品以外にも、様々なカーペットやい草を使用した商品を販売しています。 和室に敷くラグやカーペットをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
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