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目次
白石和紙
生産地：宮城県白石市
白石和紙は宮城県白石市で生産されています。白石和紙が最初に作られた時期は不明ですが、江戸時代に入った頃には人々に広く知られるようになっていました。
明治時代にもこよなく親しまれましたが、低廉な洋紙に押され、一時期は一工房だけで作られていました。
白石和紙の特徴を10点、紹介します。
白石和紙の特徴を10点、紹介します。
特徴①.しなやかで柔らかい
白石和紙の原材料はトラフコウゾという楮を使用しています。この原材料は、繊維が長くしなやかで柔らかいです。
特徴②.純国産
現在も作成されている和紙のほとんどが原材料を輸入に頼っているのに対し、楮の栽培から行っている貴重な和紙です。
特徴③.再利用できる
糊を使用していない白石和紙は水に溶かし再利用できます。
特徴④.白石紙衣
繋ぎ合わせて衣類にもしていました。
特徴⑤.柔らかな紙布
白石和紙は漉き方によって、柔らかく長い繊維を活かした紙布を織ることができます。
特徴⑥.白石紙衣も紙布も
その手触りの滑らかさと、美しさに感心してしまいます。
特徴⑦.優れた強度と耐久性
宮内庁の重要な記録用紙に使用され、文化財の修理にも使用されるほど、厚い信頼を寄せられています。
特徴⑧.加工品としても販売されている
白石和紙は十分な強度があるため、名刺入れや印鑑入れなどが販売されています。
特徴⑨.白石市民有志グループが毎年開催
2003年から白石和紙ワークショップを開催し、延べ800人以上が参加してきました。
特徴⑩.高い品質を買われ表彰状に
スポーツ界などの表彰状に採用されました。