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障子の張替えについて解説
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障子が傷んできたら張替えを検討しましょう。材料を買ってきて自分で張替える方法もありますが、手間を省き、上手に仕上げるなら業者に頼むのがおすすめです。
しかし、いざ業者に依頼しようと思っても張替え業者はたくさんあります。どこに頼めばいいのか分からなくなってしまいますよね。
当記事では、失敗しない業者選びの方法を解説します。これを読めば後悔することなく、障子を張替えることができますよ。
障子の張替え時や疑問点
障子を張替えるならいつがいいのでしょうか。また、どこに頼めばいいのでしょうか。障子の張り替えについて解説します。
張替え時はいつ?
障子の張替え目安は4年です。ただし、次のような時は時期にかかわらず張替えを検討しましょう。
- 剥がれや破れがある
- 黄ばみや汚れが気になる
- 来客がある
- 模様替えがしたい
どこに頼めばいい?
障子の張替えは次のような業者に依頼することができます。
- リフォーム会社
- 工務店
- 張替え専門業者
- 障子張り替えを行っている畳店 など
- 張替え実績があるか
- 誰が張替えを行うのか
- 料金が明確か
- 好みの障子紙を扱っているか
障子選びのポイント
近年、障子紙のバリエーションがたいへん豊富になってきています。破れにくい、UVカットなど機能付きの障子や、デザイン性にすぐれた障子、色付きや異素材の障子など様々な障子紙があります。
素材、デザイン、値段の3つの項目に分けて障子紙選びのポイントを解説します。
素材
障子紙の素材は大きく分けて次の3つです。
- 和紙
- 洋紙
- プラスチック紙
和紙
和紙は、障子紙の最もスタンダードな素材です。主原料は天然繊維の楮(こうぞ)。楮は繊維が長くしっかりしているので、強度のある障子紙を作ることが可能です。
洋紙
パルプや化学繊維で作られた紙を「洋紙」といいます。洋紙は天然繊維ではないため、量産が可能で価格が安く抑えられるのが特徴です。
ただし、廉価の洋紙は劣化が早い場合があります。耐久性に優れていないものもあるので注意しましょう。
プラスチック紙
プラスチック紙は文字通り、プラスチックで作られています。特徴は「優れた強度」です。猫が爪で引っ搔いても破れません。
小さな子供がいる家庭や、ペットを飼っている家庭におすすめの障子紙です。
ただし、プラスチック障子紙は糊でつきにくく施工に技術が必要です。そのため、施工料金が高くなる可能性があります。
デザイン
障子紙のデザインのバリエーションは年々増えてきています。あなたのお部屋にぴったりのデザインを選べば、おしゃれな空間が演出できますよ。
「普通の障子紙に飽きてしまった」そんな方は、障子紙にデザインを加えてみてはいかがでしょうか。障子紙のデザインについて解説します。
透かし模様が入った障子紙
障子紙に光が当たることで、柄が浮かび上がるデザインです。まるでステンドグラスのように光とデザインを楽しめます。
透かし模様なら柄が目立ちすぎないので、派手な印象にしたくない方にもおすすめです。
模様の種類は和柄をはじめ、幾何学模様、花柄やリーフ柄など様々。最近では北欧柄なども増えてきています。
柄がプリントされた障子紙
障子紙に直接絵柄がプリントされた障子紙もあります。絵柄がより強調されるので、お部屋のアクセントになりますよ。
お部屋に絵を飾るような感覚で、障子紙のデザインを楽しみたい方におすすめです。
柄は大ぶりで全体に施されたものから、一部分だけに挿絵のように入っているものまで様々。お気に入りの絵柄が入った障子紙なら、あなただけのとっておきの空間が演出できます。
カラー障子紙
白だけでなく、色がついた障子紙も販売されています。カラー障子紙は全体ではなく、格子の一部にだけ入れるのがおしゃれになるポイントです。
枠ごとに障子紙を変えるとワンランク上のおしゃれ空間が演出できます。
値段
業者に張替えを依頼する時の相場は、一般的に1,500~8,000円程度(障子1枚あたり)です。ただし、障子紙の種類によって値段は変わります。
また、施工する人の実績や経験によっても価格は変わります。
「値段が安いから」という理由だけで業者を選ぶと、劣化が早かったり、シワやよれが目立つ仕上がりになったりする場合もあるのでご注意ください。
障子の張替えの際に注意するポイント
障子の張替えにおいて注意すべきポイントをまとめました。
障子の張替えを行ったことで、後々トラブルになってしまうことがあります。次のポイントをおさえて、スムーズな張替えを行いましょう。
信頼のおける業者に頼む
まず大切なのは信頼できる業者を選ぶことです。前の説明で述べた通り、値段が明確で、技術力のある安心できる業者を選びましょう。
張り替え当日の動きを確認
張替えを依頼する場合は、契約時に当日の動きを確認しておきましょう。業者によって作業の流れは異なります。
- その場で張替えを行う
- 障子を業者が持ち帰り、工場内で張替えを行う
- 駐車場や庭など、作業スペースを設けて張替えを行う
- 障子の張替えには広いスペースが必要です。自宅で張替えを行う場合は十分なスペースを確保しておきましょう。
賃貸の場合は管理会社に要確認
賃貸の場合は管理会社に障子を張り替えていいか事前に確認しておきましょう。
物件によっては、原状復帰が必要で張替えを断られる場合があります。強化プラスチック紙など、特殊な紙に張替える場合はその旨も確認してください。
どんな障子紙に張替えるのか事前に伝えて、退去時のトラブルにならないようにしましょう。
まとめ
障子の張替えについて解説しました。
障子の張替えは自分で行うこともできますが、スムーズにすませたい場合は業者に依頼しましょう。
値段だけで業者を選ぶと、すぐに劣化してしまったり、キレイに仕上がらなかったりする可能性もあります。
信頼のおける業者を見つけて、見積もりをよく確認してから契約を行ってください。
近年、おしゃれな障子のバリエーションが増えてきています。ぜひあなたにぴったりの1枚を見つけて、障子のあるおしゃれな空間を楽しんでください。
wakore 和の暮らしメディア
目次 1 障子について解説2 障子ってどんなもの? 2.1 障子の役割と特徴2.2 障子の種類2.3 襖との違い3 障子…