部屋の間仕切りにはラグがオススメな理由

部屋の間仕切りにはラグがオススメな理由

部屋の間仕切りにはラグがオススメな理由

みなさんは、ラグで間仕切りができることをご存知でしょうか。

間仕切りと聞くと、アコーディオンカーテンや棚などを使用して物理的に空間を仕切ることをイメージしがちですが、物理的な空間を仕切る以外でも間仕切りを行うことが可能です。また、工事を行うなどして本格的に間仕切りをしてしまった際は、元に戻すのがとても大変ですがラグを使用して生活空間を間仕切るのであれば簡単に元に戻すことも可能です。このように、ラグを使用した間仕切りにはさまざまなメリットがあるのです。

本記事では、部屋の間仕切りにはラグがおすすめであることについて詳しくご説明したいと思います。

手間がかからない

間仕切りにはさまざまなタイプがあります。 アコーディオンカーテンやビニールカーテンなど自分で簡単にできる間仕切りもあれば新設で壁を設置したり出入りも可能とするパネルドアを設置するなど、工事業者に依頼して間仕切りを行うものもあります。工事を伴う本格的な間仕切りであれば時間が大きく必要となって来ます。また、DIYをメインとした自分でできる間仕切りを行う場合であってもそれなりの労力が必要となるのです。 一方、ラグを使用した間仕切りであれば購入したラグを設置するだけですので、全く手間はかかりません。このように、全く手間がかからない状況で手軽に間仕切りができるのがラグの良いところです。

安価ですむ

部屋を間仕切るためには、どうしても費用が必要となります。 例えば、アコーディオンカーテンなどで間仕切りを行う場合でも数万円程度は必要となるでしょう。また、工事を伴う本格的な間仕切りであれば数十万円から数百万円もの費用が必要と舐めケースもあります。 一方、ラグで間仕切りを行うのであればラグの費用は数千円程度となっていますので、非常に安価に済ませることができるのです。

コーディネートがしやすい

ラグには、さまざまな種類があります。 素材やデザインも豊富なラインナップとなっていますので、お部屋のコーディネートがしやすい特徴があります。

なお、代表的な素材やデザインは次のとおりです。

素材

  • ウール
  • コットン
  • リネン
  • い草
  • レーヨン
  • ナイロン
  • マイクロファイバー

デザイン

  • 無地
  • 北欧
  • モダン
  • エスニック
  • ヴィンテージ
  • キッズ
  • ディズニー
  • リサラーソン
  • フィンレイソン
  • シャギー
このように、さまざまな素材やデザインがありますのでお部屋のコーディネートの際に参考にしていただきたいと思います。

ラグで部屋を間仕切るときのコツ

ラグで部屋を間仕切るときのコツ
ラグを使用して部屋を間仕切るときのポイントは、生活エリアと寝室エリアといった使用感の違う部屋は明確に区別することです。間仕切りとは、言葉のとおり空間に仕切りを設けることですので、ラグを敷いたとしても同じ使用感であれば間仕切ったことにはなりません。 ラグを敷くことによって、空間にメリハリを付けることを意識してください。そうすることによって、生活空間を間仕切ることができます。 ここからは、具体的なラグで部屋を間仕切るときのコツについてご説明したいと思います。

リビングとダイニングのメリハリをつける

リビングとダイニングでは使用用途が全く違います。 リビングは、くつろぐことを目的とした空間です。他の部屋では、寝室・書斎・子ども部屋・客間といった使用する人や使用するための目的が限定されていることが特徴です。しかし、リビングは誰もが集まってくつろぐことを目的とした空間ですので、テレビを見たり読書をしたりと使用するための目的は限定されません。 一方、ダイニングは食事をするための空間となっています。食堂や食事室を指す言葉ですが、日本ではこの空間だけが独立して存在しているケースは珍しいと言えるでしょう。リビング・ダイニング・キッチンが1つの空間として構成されているケースが多く見受けられます。 このように、1つの空間でリビングとダイニングが共存していることは珍しくありません。また、リビングとダイニングではその使用用途が違うこともご理解頂けたと思います。使用用途の違いをラグによって明確にすることによって、空間にメリハリをつけることができるのです。

リビングは使用感重視のラグを選ぶ

リビングの主たる目的は、くつろぐことです。そのため、使用感を重視したラグがおすすめとなっています。 い草はを使用したラグであれば、見た目もさることながら手触りなども冷感に富んでいます。そのため、素足で歩いても涼しげで快適に過ごすことができ目のでしょう。綿を使用したラグであれば吸湿性に富んでいますので、触ってもあまりべたつかず汗をかく季節でも快適に過ごすことができます。 マイクロファイバー・フランネル・キルト・シャギーなどを使用したラグであれば、肌触りは非常に柔らかであり厚みもありますので温かな環境を構築することができます。肌触りも非常に良いため、ラグに直接寝転がってくつろぐこともできますので雄目となっています。 このように、リビングでは使った感じがどの程度快適であるのかを重視してラグを選んでいただきたいと思います。

ダイニングは機能性重視のラグを選ぶ

ダイニングの主たる目的は、食事を取ることです。そのため、食べこぼしなどが発生する可能性が極めて高く汚れるリスクが高いということをご理解頂きたいと思います。汚したとしてもすぐに掃除ができるラグであれば、安心してダイニングで使用することが可能です。掃除の観点では、毛足の長いラグであれば食べこぼしなどが絡まってしまって掃除がしにくいといった点が挙げられますので、毛足の短いラグの方が良いでしょう。また、ラグの種類によっては洗濯機で丸洗いできるものもありますので、洗濯ができるラグであればより一層清潔に使用することができるでしょう。

また、ダイニングでの食事の取り方も考慮してラグを選ぶようにしましょう。机とイスを使用して食事を取るのであれば、イスの出し入れがスムーズにできるラグを選ぶべきです。そのため、毛足のあるタイプのラグよりも平織りタイプのラグの方がイスの出し入れはスムーズに行うことができるでしょう。

このように、ダイニングでは機能性を重視したラグを選ぶようにしましょう。

ソファ、テーブル、ベッドなどの横にラグを敷いてアクセントをつける

ラグの使い方は、ソファ・テーブル・ベッドの下に敷くだけではありません。もちろん、家具の下に敷くことによって汚れを防止するなどのさまざまなメリットはありますが、ラグの使用方法とはそれだけに留まりません。

それは、あえてソファ・テーブル・ベッドの横に敷いて使用することです。例えば、ベッドサイドに敷くのであれば、1畳程度の小サイズで大丈夫です。バランス的には、ベッドの長さと同様とすることによって見栄えも良くなるでしょう。このサイズは非常に使用感が良く、着替えをするためのスペースを目的として、クローゼット前にラグを敷いても良いでしょう。

部屋全体の空間構築として、家具の横にラグを敷くことによってアクセントが生まれ、より洗練された空間へと昇華することができます。

まとめ

まとめ
ここまで、部屋の間仕切りにはラグがおすすめであることについて説明させて頂きました。

ラグを選ぶ時は、使用感や機能性を考慮して選択するようにしましょう。また、間仕切りとしてラグを使用する際は、リビングやダイニングなど空間の使用用途を考慮して選択するようにしてください。

今後、ラグで部屋の間仕切りをご検討される方にとって本記事が少しでも一助となったのであれば幸いです。

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