近年よく耳にするようになったライフワークバランス。働き方の考え方の変化にともない、田舎暮らしにあこがれる、あるいはもう移住を具体的に検討している、という方が増えています。そんな中でも最近増えているのが、農地付き物件。
ここでは、最近人気急上昇中の農地付き物件について詳しくご紹介します。
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目次
最近よく聞く農地付き物件って何?
農業を生業としている方が多い地方では、最近農家の高齢化が進み後継者不足が悩みの種となっています。これまで農地は、農業のノウハウを持ち本業として従事していなければ、購入したり賃貸することができませんでした。ですから、これまではいくら農業を始めてみたい、家庭菜園をやってみたい、と思っても農業委員会の許可なしに農地を購入・賃借をすることができないため、多くの方は農地の購入をなかなかかなえることができませんでした。
ですが、近年の農家購入不足によって農地を手放したいと考える住民と、地方に移住し菜園を営みながらのスローライフをかなえたい、と考える人を結びつける行政支援ができてきました。そのため、農地と居住があらかじめセットされた、農地付き物件ができ、地方への移住者が手軽に菜園や農業を楽しむことが出来るようになってきています。
ですが、近年の農家購入不足によって農地を手放したいと考える住民と、地方に移住し菜園を営みながらのスローライフをかなえたい、と考える人を結びつける行政支援ができてきました。そのため、農地と居住があらかじめセットされた、農地付き物件ができ、地方への移住者が手軽に菜園や農業を楽しむことが出来るようになってきています。
農地付き物件の種類
ひとことに農地付き物件、といっても種類があります。畑を耕す生活にあこがれる人も、またそうでない人も選択肢を知ることは大切なことです。一体どんな種類があるのか、ご紹介していきます。
農地付き戸建て
農地付きの戸建て物件は、移住して本格的に農業を始めたい人におすすめの物件です。この農地は、本格的に農業が出来るほどのあるてどの広さの農地を住居とともに提供することが多いです。こちらは、生業そのものを農業にする前提のことが多いため、費用も数十万円ほどでくるようなものから数百万一千万以上するような物件まであり、地域や居住の広さ、築年数など条件によって様々です。
菜園付き賃貸住宅
本格的な農業まではちょっと…という方にはこちら。アパートや賃貸住宅の一部に、小さな家庭菜園用の畑がある物件です。賃貸で手軽に無理のない範囲で始めてみて、農地付き戸建てを検討するというステップでもいいかもしれませんね。日々の喧騒から離れて在宅勤務しながら…、などこれまでとは違う日常を味わいたい方におすすめです。
無料の畑物件
地域や条件など希望通りにはいかないことも多いですが、なんと無料物件というものもあります。これは、地方の空き家対策や農家の減少対策として移住を条件に提供されることが多いです。空き家バンクなどを通して探せば、行政や業者を通すことになるので、面倒な手続きなども比較的楽にすすめることができます。
農地付き物件のメリット
農地付き物件の一番のメリットは、なんといっても「スローライフ」でしょう。地方で自然に囲まれた毎日は、きっと何気なくても満ち足りた日々が送れるはずです。また、住まいと農地を個別に取得しようとすると、意外とハードルもコストも高いですが、農地付き物件であればそれは大きく緩和されます。
この2点について、少し詳しくご説明しましょう。
この2点について、少し詳しくご説明しましょう。
日常にある自然との触れ合い
農地付き物件の一番のメリットがこれ。自然と触れ合いながらの日々の時間、スローライフな暮らしが手に入ることです。畑に向き合いながら土いじりをするだけで、季節の移ろいを肌身で感じることができるでしょう。もし、夫婦や家族で移住するなら、そのような体験を共有出来ることもまた大きな喜びになります。
住まいを確保したうえで後付けで農地を探すこともできますが、農地付き物件であれば、一度に両方が手に入り、なおかつ価格も安く抑えることが可能です。
住まいを確保したうえで後付けで農地を探すこともできますが、農地付き物件であれば、一度に両方が手に入り、なおかつ価格も安く抑えることが可能です。
住まいと農地がセットで購入できる
農地付き物件には、上記の価格以外のメリットもあります。それは、農地を購入する際にきめられている条件が緩和されるということです。
通常、農地を取得するためには、全体の農地保有面積の下限が設けられており、原則として50㌃以上(北海道は2ヘクタール以上)と大きな面積になっており、取得するにはそれ相応の覚悟が必要です。それに対し、農地付き物件では緩和できる制度が設けられていることが多く、ハードルはぐんと下がります。
またそれだけでなく、空き家バンクに登録する際に家土地だけでなく農機具やそれを収納する物置などもそのまま含まれていることもあります。農業を新たに始めたい人にとっては、この条件を見逃す手はありませんね。
通常、農地を取得するためには、全体の農地保有面積の下限が設けられており、原則として50㌃以上(北海道は2ヘクタール以上)と大きな面積になっており、取得するにはそれ相応の覚悟が必要です。それに対し、農地付き物件では緩和できる制度が設けられていることが多く、ハードルはぐんと下がります。
またそれだけでなく、空き家バンクに登録する際に家土地だけでなく農機具やそれを収納する物置などもそのまま含まれていることもあります。農業を新たに始めたい人にとっては、この条件を見逃す手はありませんね。
農地付き物件を取得する際に知っておきたいこと
ここまでで、移住を検討されている人はすぐにでも行動を起こそうという気になるかもしれません。ですが、注意点もいくつかあります。実際に動きを起こす前に誌っておきたいことを3点ご紹介します。
農地取得に必要な資格
空き家バンクや業者などから農地付き物件を取得した場合、資格がなくても物件を取得することは可能です。ですが、まだその時点では農家ではないので、もし本格的に農家としてやっていくのであれば、農地法第3条にある「農地を買ったり借りたりする場合には市町村農業委員会の許可が必要」に従わなければなりません。市町村農業委員会へ「認定申請書」と「営農計画書」を提出し、「農地基本台帳」に登録し資格を得ましょう。
賃貸農地に対する必要な手入れ
賃貸で借りた物件でなおかつ本格的に就農するわけではないという場合には、上記のような複雑な手続きは必要ありません。手軽に家庭菜園を楽しむことができます。
ただ、すぐに始めるわけでなかったり、何かしらの事情で畑をお休みする場合も、きちんと手入れはしなくてはなりません。何もせず放置してしまうと、雑草が生い茂り、害虫や害獣によって近隣に迷惑をかけてしまう可能性もあります。少しお休みしたいときには、防草シートを活用したりして管理を行いましょう。
ただ、すぐに始めるわけでなかったり、何かしらの事情で畑をお休みする場合も、きちんと手入れはしなくてはなりません。何もせず放置してしまうと、雑草が生い茂り、害虫や害獣によって近隣に迷惑をかけてしまう可能性もあります。少しお休みしたいときには、防草シートを活用したりして管理を行いましょう。
税金や登記にかかる費用
無料で取得できる農地付き物件でも、登記費用や税金など一定の経費はかかります。全ての費用が掛からないというわけではないことは、念頭に置いておきましょう。
また無料物件の場合は、ある程度快適に住もうと思ったら、水回りや外回りにはある程度リフォームが必要な場合もあります。少々の出費はあるものとして検討しましょう。
また無料物件の場合は、ある程度快適に住もうと思ったら、水回りや外回りにはある程度リフォームが必要な場合もあります。少々の出費はあるものとして検討しましょう。
農地付き物件でかなえる田舎暮らし
農地付き物件を取得するにはある程度の手間と経費が掛かるとはいえ、以前よりはぐんと身近になっていることは確かです。リモートワークの浸透により暮らし方も選択肢が増えてきました。
スローライフへの憧れを、この機会に実行してみてはいかがでしょうか。
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