#和室 #和室インテリア #和モダン #和の暮らし #伝統工芸 #伝統文化 #禅 #古民家 #古民家暮らし #田舎 #田舎暮らし #仏教 #瞑想 #visitjapan #japanlovers #japan #zen #japandi #japantravel #japantrip #japaneseculture #japan_of_insta #japanlife #japanstyle #japanphoto #japanculture #japanlover #japangram #kyoto #tokyo
目次
津軽塗
生産地:青森県弘前市
津軽塗は青森県弘前市を中心とする津軽地方で作られる漆器で経済産業大臣の伝統工芸品指定を受けています。
津軽塗の歴史は江戸中期に始まるとされており、初めは武士の鞘や文庫、硯箱などが作られ、その後時代の流れの中で繁栄と趨勢を経て、戦後から現代ではテーブルや家具からスマートフォンのケースや髪留めなどの雑貨や小物にまで用いられるようになりました。
津軽塗の特徴を10点、紹介します。
特徴①.変わり塗り技法・・・唐塗
津軽塗の中でも最も一般的な技法です。独特の斑点模様は、漆を塗っては磨くという作業を何度も繰り返して2ヶ月以上もかけて作られます。
特徴②.変わり塗り技法・・・七々子塗
菜の花のタネを蒔きつけたあとが模様となる七々子塗りは一つ一つに違いを楽しめるドット柄です。どことなくほんのりやさしい気持ちになれます。
特徴③.変わり塗り技法・・・紋紗塗
黒漆と炭粉を使って艶のある黒と、マットな黒で総柄模様を描く津軽塗ならではの技法ですが、近年の作例ではあまり見られなくなってしまいました。
特徴④.変わり塗り技法・・・錦塗
津軽4技法の中では最も新しい技法で、七々子地をベースに桜や唐草、ひし形などの錦のモチーフを錫粉を蒔いて作ります。
複雑な上、難易度も高く錦塗を行える職人の数も限られているため非常に価値も高いとされています。
特徴⑤.手作りの温かみが感じられる
一つ一つの塗りを何日もかけて職人さんの手によって仕上げるため、手仕事の温かみを感じられます。
特徴⑥.移ろいを楽しめる
扱いはデリケートですが、長く大切に使うことで彩りが明るく鮮やかに変化していきます。
特徴⑦.小物や雑貨で感じる
津軽塗といえば器や椀ですが、近年ではピアスやネックレスなどのアクセサリーや、万年筆やスマホケースなどにも取り入れられています。
特徴⑧.贈り物としても喜ばれる
300年を超える伝統を伝えるお土産としても良いですし、鮮やかで明るい色彩は贈り物としても喜ばれます。
特徴⑨.食卓を飾る彩り
椀やお箸など普段使いの道具としてはもちろん、家族や友人と集まって郷土料理を囲む際に合わせて用いられるのにもオススメです。
特徴⑩.体験できる
本来なら何日も塗りと磨きの工程を重ねますが、ある程度の行程まで職人さんが用意してくれるので、手軽に津軽塗制作の醍醐味を味わえます。