御朱印とは?近年人気の御朱印集めも詳しく解説

御朱印とは?近年人気の御朱印集めも詳しく解説
日本の神社や寺院で、参拝者向けに渡される「御朱印」は古くから日本にある伝統的な印のことです。 もし、訪問する場所で異なる御朱印に興味をお持ちなら、近年人気の御朱印集めにチャレンジしてみましょう。

この記事では、御朱印の意味や構成、そして御朱印集めの手順について解説しています。 また、御朱印集めの時に迷ってしまうポイントをQ&A形式でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

御朱印とは?

御朱印とは?
最近人気を集めている「御朱印集め」 なぜ大勢の人たちが日本中のお寺をめぐり、御朱印を集めているのでしょうか。

まずは、御朱印集めの重要な要素である「御朱印」の意味、そして御朱印の構成についてご紹介します。

御朱印の魅力に触れるためにも、ひとつずつ見ていきましょう。

御朱印の意味

御朱印とは、別名「印象」「印影」と呼ばれる印のことであり、正式名称を「御納経御朱印」と言います。

もともとは、一般の農民たちが経典(仏教の教えや興味を記したもの)を行って神社・寺院に納めたご褒美として受け取る証明印であり、より多くの人たちに仏教に触れてもらうために設けられたものだと言われています。

御朱印は神様や仏様の分身であると捉えられており、神格の高い神社・寺院の神様に触れたいと当時から大勢の人たちが御朱印を集めるようになりました。 その起源は平安時代に生まれた「西国三十三所巡り」までさかのぼることができ、33のお寺を巡り、御朱印を集めることによって極楽浄土の道が開かれると信じられていたそうです。

御朱印の構成

御朱印は一般的に、「印」と「文字」で構成されています。 神社・寺院が持つオリジナルの印の上に参拝という文字が入っていたり、参拝日の日付を入れてもらったりと、訪問する場所によって特徴が異なります。

また、複数回訪問した神社でもう一度御朱印をもらう際には、以前押してもらった御朱印の上にズラして印を押してくれる「重ね印」というものがもらえます。

ほとんどの神社・寺院では「スタンプタイプの御朱印」や「書き手によって直接記入してもらえる御朱印」をいただけますが、なかには和紙の上にあらかじめ押印された御朱印をもらうこともあります。

それぞれ異なるデザインを楽しめることもあり、コレクションが好きな人や日本の歴史が好きな人たちから愛されている印だということが分かります。

御朱印集め

御朱印集め
神社・寺院でデザインが異なる御朱印。 これをすべて集めるために、近年では「御朱印集め」がブームとなっています。

休日のお出かけだけでなく、新たな趣味発見、運動にもなることから、年齢を問わず多くの人たちが御朱印集めに励んでいるのです。

ここでは、これから御朱印集めにチャレンジしたい人を対象に、基本知識や御朱印のもらい方を解説していきます。 内容を理解し、スムーズに御朱印をコレクションしてみてはどうでしょうか。

御朱印集めに必須、御朱印帳

まずは御朱印集めで大切な「御朱印帳」を手に入れましょう。

御朱印帳とは、全国各地で手に入る御朱印を押印してもらう手帳のことです。

海外旅行好きがパスポートに様々な判を押してもらうのを楽しむように、訪問した神社・寺院の御朱印を好きなページにコレクションできるので、御朱印集めの前に準備しておくのがオススメです。

御朱印帳の種類も豊富にあり、なかには御朱印帳を専門販売するお店があるなど、あなたの御朱印集めにより楽しさを生み出すことができます。 金額もピンキリであり、こだわればこだわる分だけ値段が上がっていきますが、その分、楽しさも倍増するので、自分にぴったりの御朱印帳を見つけておきましょう。

御朱印帳は長期間利用することから、汚れや傷が入らないようにケースを用意しておくのもオススメです。

御朱印のいただき方

御朱印のいただき方
御朱印帳が準備できたのなら、あとは神社・寺院で御朱印をいただくだけです。

ただ御朱印のいただき方が分からないという人も多いでしょう。 そこで、ここでは初めて御朱印集めを始める人向けに、4ステップで御朱印のいただき方を解説します。

お参り

神社・寺院を訪問したら、いきなり「授与所・納経所」という御朱印を受け取る場所に行くのではなく、まずはお参りを行いましょう。

いきなり御朱印を求めに行くのはマナー違反です。 訪問場所ごとの参拝方法を守り、神様に挨拶したうえで御朱印を受け取るように気を付けてください。

※人気の観光地など、混雑が予想される神社・寺院では、御朱印集めの方を対象に、事前受け渡しを行っている場所もあるため、訪問前にHPを確認しておくのがオススメです。

授与所・納経所へ

挨拶が終われば、境内にある授与所・納経所を訪問し、御朱印をもらいましょう。

※訪問する場所によって授与所・経納所が異なるので、事前確認もしくは巫女さん、神主さんに場所を聞くのがオススメです。

御朱印帳とお金(初穂料や納経料)をお渡しする

授与所・納経所で御朱印をもらう時には、自分で御朱印帳の押印してもらいたいページを開きます。

御朱印帳に御朱印をいただけたら、さいごにお礼として「御朱印代(別名、初穂料や納経料とも呼ばれる)」を納めます。

お礼と共に御朱印帳を受け取る

お金を納め終わると御朱印帳を返してもらえます。 お礼を伝えて帰りましょう。

御朱印に関するQ&A

御朱印に関するQ&A
コレクションを楽しめる御朱印ですが、初めての御朱印集めでは、分からないことも多いはずです。 さいごに、初心者が不安に感じやすいポイントをQ&A形式でご紹介します。 お悩み解決のためにひとつずつチェックしていきましょう。

御朱印を紙でもらった場合は?

訪問する場所によっては、御朱印を紙でもらう場合があります。 スタンプで御朱印を押してもらうことが多いのですが、いただき方がバラバラだと、管理に迷いますよね。

そこで、御朱印を紙でいただいたのなら、御朱印をそのまま御朱印帳に糊(のり)付けするのがオススメです。 紙とスタンプを別々に管理してしまうと紛失する可能性があるので、貼り付けるのが楽です。

紙の御朱印の貼り付けを想定して、あらかじめ大きめの御朱印帳を用意しておくのもオススメです。

御朱印帳は裏も使う?

御朱印帳は片面、両面どちらを使うのが正しいか迷っている人も多いでしょう。 結論、御朱印帳は両面を使っても問題ありませんが、次のポイントを理解したうえで片面、両面のどちらを利用するか考えていきましょう。
  • 片面の場合:使えるページ数が半分になるが、裏写りを気にしなくてよい
  • 両面の場合:裏移りを気にしてしまうが、使えるページ数が増える
あらかじめ購入しておく御朱印帳にもよりますが、ページ数によっては御朱印が収まりきらないこともあります。

もし、キレイかつ1つの御朱印帳に御朱印を収めたいというのなら、ページ数が多い御朱印帳を購入しておくのがオススメです。

御朱印がない神社・寺院もある?

近くの神社を訪問したけど、御朱印をもらえなかったという人もいるでしょう。 ほとんどの神社に御朱印が用意されているのですが、じつは、御朱印を用意されていない神社もあるのです。 御朱印がない神社は次の通りです。
  • • 人が常駐していない神社・寺院
  • • 浄土真宗の神社・寺院
  • • 御朱印の書き手さんが不在・多忙な場合
訪問する神社・寺院の情報を事前確認しておけば、御朱印をもらえなかったという問題を回避できるので、必ずチェックしておきましょう。

まとめ

以上、近年人気を集めている「御朱印集め」に合わせて「御朱印」の特徴や魅力、御朱印のもらい方についてご紹介しました。

コレクション要素が面白く、観光や運動の一環として人気を集める御朱印。

日本の文化に触れられるだけでなく、あなたの新しい趣味になるかもしれないので、ぜひ御朱印帳を準備して神社・寺院を訪問してみましょう。
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