万年床はなぜダメなのか?ダメな理由を解説します!

万年床になってしまう理由は?

万年床になってしまう理由は?
年中床に布団を敷きっぱなしの状態になる万年床。万年床になる理由は、単に布団をたたむのが面倒くさいというだけではないケースもあります。 例えば収納スペースが十分になく布団をしまえない場合や、そもそも押し入れやクローゼット自体が部屋に備わっていない場合です。 万年床になる理由は人によって異なるため、何が原因になっているのか環境を見直してみましょう。

万年床にカビやダニが発生しやすい理由は?

万年床にカビやダニが発生しやすい理由は?
万年床はカビやダニが好む湿気が溜まりやすい環境です。人間は一晩に数百ミリリットルの汗をかくといわれているため、床と布団の間に湿気が溜まってしまいやすいのです。 湿気が溜まりやすいのは夏だけではありません。冬でも布団の敷きっぱなしが原因で、カビやダニが発生する可能性があります。暖かい布団と冷たい床との温度差で結露が発生する場合があるためです。 そのため、乾燥しているイメージのある冬であっても、布団を敷きっぱなしにするのは避けた方がよいでしょう。

布団を干せないときにカビやダニを防ぐ方法

布団を干せないときにカビやダニを防ぐ方法
布団を干せないときにカビやダニを防ぐ方法は4つあります。
  • ●すぐにたたまない
  • ●除湿対策をする
  • ●布団乾燥機を使う
  • ●ベッドを検討する
万年床を改善したいと考えている方は、ここで解説する方法を参考にしてみてください。

方法1:すぐにたたまない

起床後すぐに布団をたたむのは避けた方がよいでしょう。起床直後の布団は、寝ている間にかいた汗が染み込み湿気が溜まっています。そのため湿気が溜まったまま布団を収納すると、カビやダニが発生しやすくなってしまうのです。 起床後すぐにたたむのではなく、椅子などにかけて湿気を布団の外に逃がすのがよいでしょう。しばらく湿気を逃がした後に、たたむのがおすすめです。

方法2:除湿対策をする

布団を干せない時は除湿対策をしましょう。具体的には以下のような除湿対策があります。
  • ●すのこを使う
  • ●除湿シートや除湿マットを活用する
万年床でカビやダニが発生しやすい理由は、床と布団の間に湿気が溜まってしまうためです。布団の下にすのこを敷けば、床と布団の間にすき間ができて湿気が溜まりにくくなります。すのこは折りたたんで干すこともできるため、扱いやすいグッズです。ホームセンターやインターネット通販などで入手できます。 布団を干せない場合、湿気を吸い取ってくれる除湿シートや除湿マットの活用もおすすめです。布団と床の間に除湿シートを敷いておけば、寝ている間にたまった湿気をある程度吸収してくれます。除湿シートは比較的安価で購入できるため、手軽に対策したい方はぜひ試してみてください。

方法3:布団乾燥機を使う

布団をしっかり乾燥させたい場合は、布団乾燥機の使用がおすすめです。 布団乾燥機は、温風を布団内部に吹き込むことで湿気を取り除けるアイテムです。ダニは熱気に弱いため、ダニの除去効果も期待できます。 またダニの死骸は人体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、布団乾燥機を使用した後は掃除機で死骸を吸い取るようにしましょう。

方法4:ベッドを検討する

布団の湿気対策として、ベッドを検討するのもおすすめです。 ベッドは布団を敷きっぱなしでも大丈夫なのか?と疑問に思う方も多いかもしれません。ベッドは床と布団の間にすき間があるため、湿気が溜まりにくいのです。わざわざたたんで収納する手間もないため、布団をたたむのが面倒くさい方やそもそも収納スペースがない方におすすめできます。 またベッドは通気性に優れたマットレスが多く、布団よりも湿気が溜まりにくい構造となっています。湿気対策を完璧にしたいのであれば、除湿シートも活用してみるとよいでしょう。布団の場合と同様に、マットレスの下に敷いておくと湿気をある程度吸収してくれます。 カビ対策には、防カビ・防ダニ加工された布団を使用するのがおすすめです。湿気が溜まりやすい時期でも、カビやダニが発生しにくくなります。ぜひベッドとの併用も検討してみてください。

毎日布団をたたんで収納!カビやダニを防ごう

毎日布団をたたんで収納!カビやダニを防ごう
万年床は床と布団の間に湿気が溜まり、カビやダニが発生しやすい環境です。カビやダニをそのまま放置しておくと健康に悪影響を及ぼす恐れもあります。そのため布団は毎日たたんで収納することが望ましいでしょう。 もし布団を干せない環境にある場合は、除湿対策をしたり布団乾燥機を使用したりして対策するのがおすすめです。起きてすぐにたたまないというのも意識すると、よりカビやダニの発生を抑えやすくなります。 予算に余裕があるのであれば、ベッドの購入を検討してみるのもよいでしょう。布団をたたむのが面倒くさい方や部屋に収納スペースがない方におすすめです。 本記事でご紹介した対策方法を取り入れながら、毎日布団をたたんで収納する習慣を身につけてみてください。 参考URL
https://www.kajitaku.com/column/house-cleaning/10810
万年床はカビやダニの温床! 布団を干せないときの対処方法7選
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