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畳にダニが発生する原因
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ダニが繁殖しやすい環境
- 温度:20〜30℃
- 湿度:60%以上
- その他:エサとなる栄養素がある
ダニによる被害

- アレルギー(鼻炎や結膜炎など)
- 喘息
- 刺された場所が腫れ、痒みが生じる
畳にダニが発生した場合の対処法

- ゆっくりと掃除機をかける
- 畳を天日干しする
- 拭き掃除をする
- 畳の張替えを行う
ゆっくりと掃除機をかける
まずはゆっくりと掃除機をかけ、ダニを吸い取りましょう。掃除機をかける際は、エサとなるゴミやダニを吸い取るため、いつもよりゆっくりと掃除機を動かすことがポイントです。また畳の表面を傷めないために、掃除機は畳の目に沿ってかけ、引きずらずに持って移動してください。
畳を天日干しする
さらに畳を日に干して乾燥させることで、ダニを死滅させることができます。天日干しの方法は、天気がよい日に、風通しの良い場所に畳を置くだけ。
ただし畳が直射日光に当たりすぎると、畳の表面が日焼けしてしまう可能性があります。風通しがよく、少し日陰になっている場所に干すとよいでしょう。
拭き掃除をする
掃除機だけでなく、拭き掃除をすることも重要です。畳は水分が多い布で拭くと傷んでしまうので、使用する雑巾は硬く絞ってください。
また拭き掃除をする際は畳の目に沿って行い、拭いた後は風通しを良くしてよく乾燥させます。拭き掃除に使用できそうな布がない場合は、畳掃除専用の掃除シートの購入がおすすめです。
畳の張替えを行う
ダニとカビの両方が発生しているなど、畳の状態がかなり悪い場合は張替えを行うことも1つの方法です。近年は和紙畳などのダニが発生しにくい畳も販売されているので、ダニやカビがひどい場合は張替えや交換を検討してもよいでしょう。
ただ張替えはお金がかかるので、まずは畳屋さんに相談してみることをおすすめします。
畳にダニが発生しないための5つの予防策

- 毎日換気をする
- できるだけ掃除をする
- 湿度を下げる
- 畳の上にカーペットなどの敷物を敷かない
- ダニやカビが発生しにくい畳に交換する
毎日換気をする
和室を物置として使用している場合など、部屋を締め切っていると空気がこもり、湿気が溜まってしまいます。湿度が高くなるとダニやカビが発生しやすくなるため、できるだけ窓を開け、換気を行いましょう。
もし畳の上にカーペットなどを敷いている場合は、換気をする際は取り外し、畳をなるべく風に当てることが重要です。
できるだけ掃除をする
ダニを防止するためには、掃除も重要です。ダニは人間の皮脂や食べかすなどをエサとして繁殖するため、掃除をせずにいるとダニが発生しやすくなってしまいます。なるべく掃除を行い、ダニのエサとなる栄養源を畳に残さないように心がけるとよいでしょう。
湿度を下げる
湿度が高いと、カビやダニが繁殖しやすくなってしまいます。畳のある部屋に洗濯物を干すことは避け、湿度が高くならないように気をつけてください。また部屋の湿度を下げるためには、晴れた日に換気を行うことがポイントです。
畳の上にカーペットなどの敷物を敷かない
畳の上にカーペットなどの敷物を敷いている人も多いかもしれませんが、畳の上にずっと敷物を広げたままにしておくと、ダニが発生しやすくなってしまいます。特にカーペットはダニが過ごしやすい環境なので、もしカーペットにダニが発生した場合は、畳とカーペットの両方を掃除することになり、余計な手間がかかります。
また畳のカビやダニを防止するためには、換気を行い、できるだけ畳を風に当てることが重要です。ダニを防止するためには、なるべく畳の上に敷物は敷かない方がよいと言えるでしょう。
ダニやカビが発生しにくい畳に交換する
「部屋の日当たりが悪い」「和室を使用する機会が少ない」などの理由によりダニが発生しやすい場合は、ダニやカビが発生しにくい畳に交換することも1つの方法です。
和紙畳や樹脂畳に交換する・畳の下に防虫シートを敷くなどの方法により、ダニが発生しにくくなることがあります。ダニの発生が特に気になる場合は、一度交換を検討してみてください。
畳のダニは発生前の予防がポイント
この記事では、畳のダニ対策について解説しました。
ダニは温度や湿度が高くなり、栄養素となるエサが豊富に落ちていると繁殖しやすくなります。
ダニが発生しないようにするためには、換気をする頻度を高くし、部屋の湿度を下げることがポイントです。ダニは一度発生してしまうと厄介なので、普段から予防を心がけてみてください。ダニやカビがひどい場合は張替えや交換を検討してもよいでしょう。弊社でも畳替えの相談を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。