和室の壁紙でおしゃれにリフォーム!壁紙選びのポイント3選。

和室の壁紙でおしゃれにリフォーム
最近、その居心地の良さで見直されてきている和室。私たち日本人には馴染み深く、ホッとくつろぐことのできる空間ですね。その和室も壁紙を変えるだけで、おしゃれな空間が演出できます。
ここでは、和室リフォームの際どんな壁紙を選んだらいいのかその選ぶポイントや費用感、またおすすめの実例をご紹介いたします。

和室の壁紙選びのポイント3点

壁紙はお部屋に占める割合が大きく、その選定に迷うものです。特に、現代の私たちは洋風のコーディネートに普段慣れ親しんでいるため、「和」のコーディネートに不慣れなこともしばしば。失敗しない、コーディネートのコツをご紹介いたします。

和室には和の色合いを

1つ目のポイントは、色合いです。

和室は日本古来から伝わる家屋の作りであるため、和の色を意識すると違和感なく合わせられます。日本の伝統文化にあわせて作り出された和の色あいは和室にもしっくりとなじみます。例えば鶯色、緋色、浅葱色、藍色といったように、和の色は自然との調和をめざしたものがほとんど。なので、色合いも彩度低め(落ち着いた色目)のものがほとんどです。

この色合いの加減を少し意識するだけで、しっくりと馴染むコーディネートが可能です。
色合い

壁紙の素材感

2つ目のポイントは、素材感。

先述のように、日本の家屋は自然との調和を大事にするため、木や土、紙、竹、草、など自然素材を意識して選ぶとよいでしょう。自然素材そのものを使用できればベストですが、今は自然素材のテクスチャーを模した壁紙クロスもたくさんあります。手軽でデザイン性も高い壁紙を大いに利用しましょう。
素材感

天井の壁紙にもひと工夫

3つ目のポイントは、天井です。

後回しにしがちな天井の壁紙ですが、お部屋に入った時に目に入ってくる面積は大きくその印象を大きく左右します。古来からの和室でよくある、竹を網代に織ったものを天井にしたり、杉板が貼られている天井も、今はそれを表面加工した壁紙クロスで手軽に代用することができます。よりモダンな印象にするのか、伝統的なデザインにするのか、和室の目的やコンセプトに合わせて選ぶと良いですね。
天井

和室の壁紙をリフォームする費用について

和室ってなんとなくコストが高そう…と不安になりがちなリフォーム費用。
壁紙を貼りかえる場合、施工する1㎡あたり1,000~1,500円位が相場です。6畳サイズの和室では、大体3~5万円くらいだと考えておけば良いでしょう。もし、今現在が壁紙クロスではなく、昔ながらの塗り壁だった場合は、施工は少し高くなり15万円前後位かかってきます。

あくまで目安ですので、上記の費用を心づもりとして専門家に相談してみましょう。

おしゃれな和室の壁紙コーディネート実例 5選

リビングとしての和室

家族全員が集まってくつろぐ居間は、誰にとっても落ち着くことができる空間にしましょう。居間であれば、そこにテーブルやTVボード、チェストといった家具が置かれることも多いです。そこにある家具のイメージとも馴染む素材やテイストを心がけましょう。

客間としての和室

客間には、お客様をお迎えするのにふさわしい、高級感や落ち着いた雰囲気を作るようにしましょう。少しランク上の壁紙を使うことで、耐久性とデザイン性の両方を実現できます。刷毛引き風や漆喰風などの本格的な風合いの壁紙で、ワンランク上の和室を演出できます。床の間や床脇の一角のデザインを変化させると、コーディネートにメリハリがでて引き締まります。

寝室としての和室

リラックスできる雰囲気の和室は寝室にピッタリです。湿気や臭いがこもりにくい空間作りを心がけたいですね。素材として、調湿・消臭効果がある珪藻土の塗り壁や、その機能を備えた壁紙を選びましょう。

子ども部屋としての和室

畳の落ち着く空間は、子どもを安心して過ごさせることができるスペースだと言えます。自然素材が多めのお部屋は子ども部屋にぴったり。和室ながらも明るいデザインの壁紙を使うことで、こども部屋らしい空間作りを。
子ども部屋としての和室

フローリングから続きの間としての和室

子育て世代に人気が高い、フローリングのリビングの一角としての和室スペース。リビングで過ごす時間が長い近年、家事をしながら子どもを見守るのに便利な間取りです。

リビング続きの和室では、伝統的な床の間や長押、鴨居が省略されることもしばしば。洋風のインテリアに馴染み、和モダンな空間を演出できる、シンプルな壁紙を選びましょう。

まとめ

壁紙を替えるだけで今までの和室がよりおしゃれで、居心地の良いものになります。
和室を使う目的に合わせて、アレンジを楽しみましょう。
無効化する