園芸やガーデニングに必要な道具は?

  • 2022年9月13日
  • 2022年9月13日
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園芸やガーデニングに必要な道具
庭やベランダでガーデニング、家庭菜園などの園芸を楽しむためにはさまざまな道具が必要です。
初めてガーデニングにチャレンジするから何を用意すればいいか分からない方のために、初心者が用意したい道具を紹介します。
さらにプラスアルファであると便利な道具も紹介するので、今後必要になったら揃えていきましょう。

必ず用意しておきたいガーデニング道具6選を紹介

園芸、ガーデニングを始めるにあたって用意しておきたい道具を6つ紹介します。
まだ何を育てるか決まっていない段階でもこれらがあれば何でも始められます。
どれもホームセンターなどで気軽に購入できるので、あらかじめ用意しておきましょう。

①鉢・プランター

花、野菜、果物、何を育てるとしても鉢やプランターは必須アイテムです。
鉢、プランターには大きさもサイズもさまざまな種類があります。
庭やベランダのサイズに合わせて適切な鉢、プランターを選びましょう。
庭やベランダが狭い、続けられるかわからない、今後複数の植物を育てる予定があるなら小さめのものを選ぶのがおすすめです。
鉢やプランターにはデザイン性が高いものも多いです。
花や植物だけでなくプランターの見た目からもガーデニングを楽しみたい方は、デザイン性も重視して選びましょう。
木製や陶器製のものは機能性が高く、長く便利に使い続けられます。
プラスチック製のものはデザイン性が高く軽いので初心者におすすめです。

②スコップ(シャベル)

スコップ(シャベル)は土、小石などを運ぶ、土を掘る、土をかぶせるなど、さまざまな使い道があります。
スコップとシャベルは地域によって呼び方が違いますが、日本工業規格によるとシャベルは丈夫で足をかけて使う大きいものを指します。
スコップは子どもでも使える小さいものを指します。
自宅の庭やベランダでガーデニングを楽しむ範囲であれば小型のもので充分です。
細かい作業も小型のスコップ(シャベル)の方がやりやすく、子どもや女性も簡単にガーデニングを楽しめます。
大きめの庭で畑を作りたい場合は大きいものを選ぶとスムーズに作業ができます。
スコップは材質によって使いやすさや耐久度が異なるので、目的に合わせて選ぶことが大切です。 たとえばアルミ製のスコップは、軽量で扱いやすく、コスト面でも優れている一方で、強度がそこまで強くない点には気をつけなければいけません。 プラスチック製のスコップについても同様です。

③水やり道具

じょうろやホースなどの水やり道具も揃えておきましょう。
ガーデニングではほぼ毎日植物に水をあげなければなりません。
日々の作業が億劫にならないように、手軽に水やりができる道具を用意してください。
ベランダなど小規模の範囲でガーデニングを楽しむのであればじょうろで充分です。
一方で、広い庭でガーデニングを楽しみたい場合はホースの方が効率的に水やりができます。
蛇口をひねるだけで簡単に水やりができるので、水を汲みに行く手間がかからないメリットもあります。
ホースは先端を操作することで散水のパターンを変えられる種類もあります。
今後こだわってガーデニングを楽しみたいのであれば、ホースの種類もよく検討しましょう。

④園芸用ハサミ

園芸用のハサミは野菜や果物を収穫する際に使用します。
軽くて使いやすい園芸用に特化したハサミが数多く販売されているのでぜひチェックしてください。
園芸用ハサミにはクラフトタイプのものや、高い場所の枝を切るのに適している剪定バサミ、狭くて手が届きにくい部分もカットできる芽切りバサミなどがあります。
どの場所でガーデニングをするかによって必要なハサミは変わります。
どれを選べばいいか分からない場合は一般的な小型の園芸用ハサミを用意しておくと万能です。

⑤園芸用グローブ

ガーデニングは素手でもできますが、園芸用グローブがあると怪我のリスクを低減できます。
手も汚れにくいので、汚れが気になる方にもおすすめです。
園芸用グローブは滑り止めがついていて重たいプランターなどを持ち運びやすいだけでなく、目が細かくすき間から土が入ってくることもありません。
バラなどトゲのある植物を育てる予定がある場合は、布製の園芸用グローブだと怪我をする可能性があります。
革製の園芸用グローブを選ぶと、さらに怪我のリスクを抑えやすいです。
革製の園芸用グローブは高価ですが丈夫なので、一度購入すればその後長く使い続けられます。
今後長くガーデニングを楽しむ予定がある方は革製の園芸用グローブも検討しましょう。
簡単な作業のときは布製の軍手、トゲのある植物を触る際は革製のグローブ、寄せ植えや水やりなどの際はゴムのグローブなど、複数のグローブを使い分けるとより作業に集中できます。

⑥ガーデニングウェア

ガーデニングウェアにはさまざまな種類があります。
普段着でももちろん作業ができますが、日焼けや汚れ、虫などが気になります。
紫外線カット効果のあるガーデニングウェアなら日焼けを気にせず屋外での作業が続けられます。
白など明るい色のガーデニングウェアは熱が集まりにくく快適に作業ができるだけでなく虫が寄ってきにくいです。
日焼けや虫刺されが気になる場合は長袖のウェアを選びましょう。
さらにつばの大きな帽子を選ぶと顔や頭、首の日焼けや虫刺されも予防できます。

あったら便利!ガーデニング道具5選を紹介

ここからは、あったら便利なガーデニング道具を5つ紹介します。
上記で紹介したアイテムがあれば充分にガーデニングを楽しめますが、長く続けているともどかしい思いをすることもあります。
そのようなときによりガーデニングを便利に楽しめる道具にはどのような種類があるのかを見てみましょう。

①ガーデニングシート

ガーデニングシートは園芸シート、植え替えシートなどと呼ばれることもあります。
ガーデニングシートは植え替えのときに使うもので、植え替えを行う際にガーデニングシートを使うことで土が周辺に散らばらないようにしてくれます。
片づけが楽になるだけでなく、狭いベランダなどでガーデニングを行う場合にも汚れが気になりません。
室内で植え替えの作業をするときにもガーデニングシートは必須アイテムです。
ガーデニングシートはシート状ではなくトレイ状のものも登場しています。
より使いやすいですが、シートと違って折りたたんで収納できないデメリットがあります。
充分な収納場所があるか確認し、どちらの方が向いているか考えて選びましょう。

②遮光ネット

遮光ネットは光を遮るために利用する道具です。
ガーデニングは基本的に屋外で行いますが、夏場の強い紫外線は植物に悪影響を及ぼす可能性もあります。
日差しが強い時間帯に遮光ネットをかぶせておけば、植物に当たる日光の量を抑えられます。
普通のネットとは違い暗くしてくれるもののきちんと通気性もあるので、植物に悪影響が及ぶことはありません。
遮光ネットは種類も豊富で、遮光率にも違いがあります。
しっかり光を遮ってほしいのか、ある程度遮れれば充分なのかを考えて選びましょう。

③土ふるい

土ふるいはその名のとおり土をふるうために使うアイテムです。
寄せ植えなどで土が余ったとき、土ふるいを使えば根、葉、ゴミなどをよけて土を再利用できます。
ガーデニングを始めたばかりの頃にはそれほど必要性はありませんが、何度も植物を育て直すときには土ふるいがあると非常に便利です。
土ふるいは大きさもさまざまですが、目の粗さも豊富な種類があります。
目が粗すぎると小石などが入り込んでしまうので、使っている土と比較しつつ適度な粗さの土ふるいを選びましょう。

④ガーデニングカート

ガーデニングカートはガーデニングをさらに楽しくしてくれる便利なアイテムです。
その名のとおりカートになっており、中にガーデニングに必要な道具を収納できます。
庭が広い場合や収納場所が少ない場合には、ガーデニングカートがあると便利です。
また、ガーデニングカートは上がフタになっており、その上に座れるデザインが多いです。
ガーデニングは中腰になったりしゃがみこんだりする作業が多いですが、長時間の作業は足腰が痛くなってしまいます。
作業が辛くてガーデニングを続けられないようでは本末転倒です。
腰掛けられるタイプのガーデニングカートを選び、快適な時間を過ごしましょう。

⑤土壌酸度計

土壌酸度計は土壌のpH値を計測するために必要な道具です。
ガーデニングを始めた頃は土の状況まで気が回りませんが、続けていくと土壌の大切さもわかってきます。
土壌の条件がいいと植物はより育ちやすくなりますが、条件が悪いと育ちにくくなってしまいます。
土の酸度(pH値)は5.5〜7.0程度が最適な状態です。
日本の土は酸性に傾きがちで、植物が育ちにくい土を使っている可能性も高いです。
酸度が低すぎると栄養が充分に行きわたらないというデメリットもあります。
土壌酸度計は土に刺すだけで簡単に酸度をチェックできます。
結果を元に与える肥料を考えられるので、これからもガーデニングを長く続けるのであれば持っておいて損はないでしょう。

道具を揃えてガーデニングを始めよう

ガーデニングに必要な道具、あると便利な道具を紹介しました。
ガーデニングを始めるためにはさまざまな道具を揃えなければなりませんが、上記で紹介したものを用意すれば一とおりの植物は育てられます。
ホームセンターでも購入できる他、100円均一ショップでも売っている道具もあります。
気軽に始められるので、どのような種類があるのか、自分は何を育てたいのか、自宅のどの場所でガーデニングをしたいのかなどを考えて必要な道具を揃えましょう。
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